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 〒541-0055
 大阪市中央区船場中央1-3-2-101
 船場センタービル2号館1階
 (一財)大阪デザインセンター内
 TEL:06-6265-2260
 FAX:06-6265-2270
 e-mail:fukumoto@osakadc.jp


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 2022 JCD kansai ニューイヤーイベント
 SDGsとデザインの行方「2025・2030とその先に」
 日  時:2022年1月28日(金) 18:30〜20:40
 場  所:大阪デザインセンター
 参加者数:46名(オンライン開催:会場メンバー・学生含む)
  第一部:【賛助会員PR会】株式会社ニッシンイクス/ニチハ株式会社
              /コイズミ照明株式会社
  第二部:トークセッション「2025・2030とその先に」
      【参加校】大阪モード学園/修成建設専門学校
      【モデレーター】鍵谷 啓太(修成建設専門学校・空間デザイン学科 学科長)、
              中村 裕輔(株T村工藝社)
      【コメンテーター】東 潤一郎(JA laboratory)、斉藤 俊二(潟Xペース)、
               高橋 健太(潟<Wャー)、松浦 竜太郎(乃村工藝社
               RENS)、白井 進(旧サ代店舗/アトリエ:プラス・ジー)、
               山田 悦央(潟sクデザイン事務所)、岡部 清一(おかべ
               診断士事務所)、倉知 優歌(株T村工藝社)、
               栗元 奈緒子(株T村工藝社)etc.
 報  告:プロモーション委員会 鍵谷 啓太

  毎年恒例のクリスマスイベントを今年度はニューイヤーイベントに変更してオンライン
 開催いたしました。会場は大阪・船場センタービル2号館に11月8日オープンした大阪デザ
 インセンター(ODC)のセミナースペースをお借りしました。
  今回のイベントテーマは現在の私たちすべてに共通の課題でもあるSDGs・持続可能な開
 発目標です。最初に賛助委員会の西田委員長の司会のもと、賛助会員企業のSDGsに対する
 取り組みと、その解決を目指した商品について、株式会社ニッシンイクス様、ニチハ株式
 会社様、コイズミ照明株式会社様の三社からプレゼンテーションして頂きました。
  ところでSDGsについては、17ある達成目標の期限が2030年と定められております。少し
 前までは「10年先」という未来の話であったのですが、2022年の現在にいたっては8年先
 という喫緊の課題とも言えます。そしていま、学生という立場でデザインを学んでいる若
 い世代にとっては、彼らが社会に出て、一線で活躍しはじめるその時期こそが、SDGs達成
 期限の2030年であるといえます。そこで今回のイベントはデザインを学ぶ学生さんによる
 学校でのSDGs解決をテーマとした課題作品をプレゼンテーションして頂き、JCD会員の
 コメンテーター陣によるプロの視線からの講評を行なうトークセッションといたしました。
 題して『SDGsとデザインの行方 vol.1 ― 2025・2030とその先に』です。
  今回は大阪モード学園インテリア学科より2名、修成建設専門学校空間デザイン学科よ
 り2チーム、あわせて4つの課題作品を学生の皆さんに参加・発表いただきました。
  最初の登壇者である大阪モード学園の岩橋さんからは、地域社会と経済を持続させるた
 めの「地方地域医療構想」について発表がありました。時にはネガティブな感情が付きま
 とう「病院に行く」という行為を、買い物やスポーツなど様々なアクティビティと重ね合
 わせ、ショッピングモールの形態をとるといった地域医療圏空間の提案に、参加会員から
 は着眼点の面白さやおおらかで構築的な空間構成に感心する声が多く挙がりました。
  次に同じく大阪モード学園の佐伯さんより、気候変動を避け、都市に森を築くための、
 地下都市を構築する提案がありました。委員からはプレゼンテーションの美しさを評価す
 る意見、未来を感じるといった意見が多くありました。
  続いて修成建設専門学校の最初の発表者は1年生のチーム「黒豆インターンズ」の皆さ
 ん。コロナ禍で思うような学びができないなか、地方と都市を結ぶ、黒豆食パンカフェを
 企画・デザイン提案・店舗工事にインターンとして関わった記録の発表を聴かせてくれま
 した。会員の皆さんからは内容もさることながら、彼らが初々しくそして楽しくデザイン
 に関わる姿にある種のまぶしさを感じるといった意見がありました。
  最後の発表者は修成建設専門学校の角田さん。企業内ベンチャーとしてSDGsの解決を目
 指す新ブランドの提案とそのビジネスモデル、ポップアップストアのデザインです。ここ
 では地方創生・地産地消といった考えかたに加えて、これらと都市の消費者を結ぶ仕組み
 として「マッチングアプリ」が提案され、この発想の新しさと構想のロジックが高く評価
 されました。
  今回発表していただいた学生の皆さんは2000年代以降生まれの、いわゆるZ世代。生ま
 れたときからインターネットはもちろんSNSがあった世代です。一般的にこのZ世代の
 特質である「共感力・感応力の高さ」「社会的正義(social goodness) へのポジティブ
 な意識」こそが、おそらく社会をより良い方向へと変革する、SDGsの解決へと向かう原動
 力なのではないか?そんなことを考え感じることができたイベントとなりました。
  総括としてJCD関西支部・東理事より、われわれ世代の意識も改革し、次の世代にバ
 トンをつなげられるよう、これからもこの回を重ねて答えを見つけて行けたらと思います、
 と纏めていただけたことが印象的でした。

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 2020 JCD kansai クリスマスイベント「諸人こぞりて」Withコロナ
 <ニューノーマルってなんやねん>
 統括委員長 斉藤 俊二
 日  時:2020年12月16日(水) 19:00〜21:00
 場  所:OCD船場センタービル会議室
 参加者数:【会場】11名:中村裕輔支部長、東潤一郎理事、高橋健太、藤村正嗣、
          村田みどり、西田豊彦、鍵谷啓太、斉藤俊二、福本俊和(事務局)、
          三知矢真央(一般)、畠山望(一般)
      【リモート】38名: 白井進他

  はじめに中村支部長より、3月頃から始まったコロナ禍でのリモートワーク・在宅勤務
 を振り返りながら、今後継続するであろう【リモート】を、どう考えてデザインしていっ
 たら良いのか?例年であればトークセミナーや賛助会員の新商品PR会、そしてライブによ
 る盛大なパーティーでしたが…?でスタートしました。今回は三部構成でのオンラインに
 よるイベントです。

 第一部【リモートをデザインする】
 @《教育の現場から》
  修成建設専門学校 空間デザイン学科長 鍵谷啓太先生
  「教育は少し先の未来を創ることである」として、コロナ禍当初より、リモートを率先
 して活用した授業を取り込んでいったとの事でした。中でも、学生の「期待」と「不安」
 に寄り添うことを優先し、独りぼっち回避と、教員との繋がりをどう工夫していくか?
 を早い段階で模索していったなど、リモートデザインの礎ともいえる取組を聴かせてもら
 いました。印象に残った言葉は、学生も教員も「失敗を恐れず、盛大に失敗すること」で
 した。本当にその通りだと感じました。その上で、「伝える」ことを配信することが重要
 だと学ばせて頂きました。
 A《映像の世界から》
  株式会社アクロス 映像部長 松山隆訓さん
  リモート配信が前提の為、リアル会場と Webの2軸を常に考慮して、出演者のアクショ
 ンに合わせたアングルを創造して撮影すること、スムーズな配信を心掛けるためイベント
 全体通して俯瞰し、リハーサルが重要であること、インサート映像の差し込みなどで退屈
 さを解消させる、リモート視聴者を参加者にさせる工夫、照明効果やテロップ・字幕の役
 割…など、これからのリモートデザインへの参考となる取組などを説明して頂きました。
 やはり、教育現場と同様に「伝える」ことと、配信することへのこだわりを教えてもらい
 ました。

 第二部『賛助会員新商品PR会』3社による商品PR会
 @コンセティーノ・ジャパン株式会社 ABCウッド日本事務所
 B株式会社ニッシンイクス
  今までのリアルPR会では大勢の参加者の中でカタログやパネルを持っての説明が多かっ
 たのですが、リモートで行えたことで画面越しに商品の良さや動画による商空間への活用
 手法など、とても分かりやすくPRプレゼンできたのではと思いました。ただ、これからの
 商品PRの考え方として、リモートにおける画面上での素材のクオリティをどこまで伝え切
 れるのか?の検討が必要かと感じました。

 第三部『デザインの現場から』JCDメンバーによる座談会
  支部長からクリスマスプレゼント「諸人こぞりて」アカペラ熱唱ライブの後、「乾杯!
 」と共に、リモートとリアルにおけるデザインの行方と可能性をJCDメンバーにてディ
 スカッション形式のオンラインパーティーを行いました。
  その昔、FAXが無かった時代やメールが無かった時代と今日までを考えても、常に時
 代の進化と共にデザインは歩んで行っており、それらを生かすも殺すも商空間デザインを
 構成する、デザイナーの役割が大切であることが話し合われました。デザインを行ってい
 る現場の者として、リモートが特別なことではなくツールの変化や進化と捉え、大切なこ
 とは如何に「何をどう伝える」ことではないかと切に感じました。
  普段の当たり前のデザインが当たり前でないもどかしさ、正解がどこにあるのか?を模
 索していることも合わせて、デザインの現場としての現状なのかも知れません。
  最後にJCD関西としても初めてとなるリモート開催でのクリスマスイベントとなりま
 したが、まさにコロナ禍の中での新しい常識で「リモート」をデザインする価値観を伝え
 ることができたのでは?と思いました。だた、リモート参加者が37名と少なく、アナウン
 スを含め集め方にとても課題が残りました。

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 オータムセミナー
 JCD kansai オータムセミナー ちょうど良い距離感
 これからのクリエイターのワークスタイル
 NEXT-PM委員会 益田 裕紀
 日  時:2020年11月21日(土) 15:30〜17:00
 場  所:オンライン形式
 参加者数:214名

  JCD kansaiでは、次世代に向けたデザインイベントとしてデザイナーが社会と関わるこ
 とで、今デザイナーに何が求められているのか模索し、多くのクリエイターと共に考える
 きっかけづくりを行っています。
  2020年度は日常生活が大きく変化し、多くの企業・個人事務所でも自宅でテレワークを
 行う事が日常になりました。そこで、都心から離れて豊かな自然の中でデザインを行う事
 務所の事例を紹介させていただくことで、働き方をあらためて考える機会になればと考え
 ました。時代の先を行くように、奈良を拠点にした職住近接の働き方と、国内外で高い評
 価を得るデザインワークの両面から注目を集めるデザイナー、藤井崇司氏をゲストに迎え、
 完全オンラインでの、ちょうど良い距離感でイベントを開催。仕事や生活、今考えている
 事など幅広く伺いました。ストリーム形式で全国に発信し、当日は200名程度が視聴。
 デザイン関係者、一般視聴者から質疑と共に好評のメッセージをいただきました。
  ゲストのDRiP 藤井さん、所員の瀧口さん、藤木さん、中野さん、ひとともり長坂さん、
 NEW LIGHT POTTERY 永冨さん、奈良さんとの会話から、奈良という場所の魅力と、自然と
 集まったクリエイティブな人のつながりと、藤井さん達の人柄を感じるイベントとなりま
 した。配信映像は下記URLで視聴できます。
 https://youtu.be/34nyGS_7Xww
  藤井さんの「生産性だけではない」「フラットに接する」「無理しない」という考え方
 は、互いに信頼し合っていて、友達のように近い関係の仕事仲間に囲まれた日常から生ま
 れているように感じます。都心のビルにデスクを構えるだけではなく、これからのクリエ
 イターの目指すワークスタイルの一つになるのではないでしょうか。
  JCD正会員、賛助会員、関係者皆様からも多くの応援メッセージと、協力があり、な
 んとか配信を終えることができました。ありがとうございました。
  JCD kansaiでは時代に求められた活動を展開し、業界の認知度向上に貢献していきたい
 と考えます。

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 JCD関西支部 クリスマスイベント「デザインの先に」

 日  時:2019年12月11日(水)
      賛助会員商品PR会 18:30〜19:00
      トークイベント  19:10〜20:40
      レセプションパーティー&クリスマスライブ 20:50〜21:30
 会  場:修成堀江ラボ
 参加者数:117名(JCD正会員11名、一般106名(学生22名)、賛助会員23社)
 報  告:プロモーション委員会 益田 裕紀

  JCD関西主催のクリスマスイベントが今年も開催されました。会場は修成建設専門学校
 の修成堀江ラボを提供いただき、賛助会員の商品PR会+トークイベント+JCD会員によ
 るライブで、来場者の皆様と師走のひとときを過ごしました。
  トークイベントのテーマは「デザインの先に」。デザイナーの作品として語られることの
 多い空間デザインについて、施設を運営する側の仕事に焦点を当て、もてなす側に立つ3名
 の目線からトークが展開されました。
  MALDA Kyoto 代表としてホテルの運営を行う藤本信行さんは、デザイナーでありながら宿
 泊施設の代表を兼任されています。「日々ひとに絡む課題や問題が発生する悩みを抱えなが
 ら、スタッフがより楽しくなるしかけを考えることにやりがいを感じる。デザインにしろ運
 営にしろ、心底興味のあることを追究して個人的な動機でものごとをはじめるのが良い。」
 という、多様な働き方への気づきを与えてくれるメッセージがありました。
  ホテルのフロントコンシェルジュとホテルインショップの企画運営を経て、フリーランス
 として活動している北澤みずきさんは、ホテルの現場に立っていたときに感じていた、工芸
 でデザインと現場をつなげるという今の仕事の役割が、空間をつくる側と運営側とのズレを
 埋めている部分に魅力を感じられていました。田舎にも拠点を持って、地元の産業(工芸)
 にコミットしながら都心部と行き来するというライフスタイルは時代を先行したものだと思
 います。
  商業空間の設計・施工業務に従事したのち、日本酒を中心とした飲食店「益や酒店」「サ
 ケホール益や」を出店した株式会社益屋の益田藍さんからは、現在に至るまでの流れと、ス
 タッフと共に拡大していく新しい業務についてお話いただきました。
  会場には益や酒店が出店し、日本酒を中心としたドリンクと丁寧に仕込まれたケータリン
 グフードの提供に、参加者の活発な交流が生まれる場所となりました。
  KIPA小梶会長の来賓挨拶では他団体との連携によりエリアを活性化させていく重要性をお
 話いただき、クリスマスイベントとしてJCD会員によるライブが行われ、2019年の活動は
 終焉へ。
  総括として潟Xペース岡島常務より、すでに大量生産・コスト競争から時代の求める方向
 性が変わっている事は認知されており、登壇の3名の仕事とキャラクターからこれからの空
 間デザインを考えるヒントがあったと、締めていただいた事が印象的でした。
  参加者の皆様からの感想を生かして、多くの方が集まって楽しいJCD関西支部となるよう、
 有意義な企画を考えていきたいと思います。

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 秋のワインパーティー

 日  時:2019年9月4日(水)
      第一部 TALK SESSION 19:00〜20:00
      第二部 Reseption&賛助委員商品PR会 20:00〜21:30
 場  所:銭屋カフヱー(上本町)
 参加者数:54名(正会員9名、一般45名、賛助会員19社)
 報  告:賛助委員会 副委員長 仲 達則

  2019年9月4日(水)に上本町にある銭屋カフヱー様にて秋のワインパーティーを開催しま
 した。
  今回は昨年12月のクリスマスパーティーで女子力をテーマにトークセッションを開催しま
 した続編としてWOMEN’s MEETING 2019 「私もクリエイターやで」「女子力ってなんなん?
 」をトークテーマに大塚家具 猪木陽子さん、ヒロデザイン事務所 広畑直子さん、乃村工藝
 社 太田裕美子さんをメインスピーカーとして、ゲストスピーカーにはスペース 飯島久美子
 さん、遠藤照明 松永沙織さんにもご参加頂き、お酒と一緒にカジュアルな、girls kitchen
 talkを繰り広げられました。
  イベント会場のテーマとしては、スナックのママ(メインスピーカー)に悩みを相談する
 という企画内容で銭屋カフェ様のオープンキッチンをお借りしてキッチンのママにカウンタ
 ーから相談するという構成でトークセッションを行いました。
  職種もキャリアもそれぞれ違うメインスピーカーへ苦労したことやモチベーションの高め
 方、女性として働く事の楽しさを質問させて頂き、終始笑いの絶えないトークセッションに
 なりました。
  働き方の質問でコンペや物件が活況な時期にはどんな働き方をしているかという質問では、
 太田さんから「コンペ資料を作成している時は時間も忘れるぐらい集中して、コンペが終わ
 った次の週から休暇を取って海外へ旅行したりして、自分なりに体も精神的にもコントロー
 ルすることに心掛けている」というお話が印象的で、会社もリフレッシュ休暇を認められて
 いることも社員の働き方を重視されているのだと感じることができました。
  また、猪木さんの資格の多さにも驚きました。その理由は「家具だけを販売するだけでな
 く、家具を設置する時に電気工事が必要だった際、電気工事の事も応えられるように、すべ
 てはお客様が困らないように、自分が責任をもって対応する」というプロ意識がとても素晴
 らしいお話でした。
  今回の秋のワインパーティーでは少しでもお悩みを持っている人へ勇気づけるきっかけに
 なればと思い企画しました。前向きなクリエイターが増え、業界に活気が溢れることを願っ
 ております。

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 JCD関西支部 クリスマスイベント「星に願いを〜夢は叶う〜」

 日  時:2018年12月6日(火)
      第一部 「空間×照明」 18:40〜
      第二部 「ワーキング×ライフスタイル」 19:25〜
      賛助会員商品PR会 20:05〜
      クリスマスライブ 20:30〜
 場  所:遠藤照明 大阪ショールーム
 参加者数:96名(正会員13名、一般83名、賛助会員21社)
 報  告:NEXT委員会 委員長 高橋 健太

  2018年12月 6日、遠藤照明様ショールームをお借りしてクリスマスイベントを開催しま
 した。今回のメインイベントは女子力をテーマに、第一線で活躍している女性空間デザー
 ナーと女性照明プランナーによるトークセッション「 Womens Meeting 2018」です。モデ
 レーターをJCD関西 中村支部長、遠藤照明 仲様、NEXT委員会 猪木副委員長に
 して頂き、楽しいトークセッションが繰り広げられました。
  第一部「空間×照明」では、自身がデザインした作品をプロジェクターで映し出し、嬉
 しかったことや苦労したこと等を各々発表して頂きました。作品の振り返りは思い出が詰
 まっているからでしょうか、皆豊かな表情で、声が大きく張りがあるように感じました。
  フードコートの環境デザインだけでなく、ネーミングやロゴ作成まで幅広くデザインさ
 れた話や、商業施設の環境やトイレのデザインをするときに、ママの視点を取り入れたと
 いう話がとても印象的でした。また、ママデザイナーは時短勤務の為、タイムマネジメン
 トが重要だという話も感慨深かったです。
  第二部「ワーキング×ライフスタイル」の女性照明プランナーによるトークでは「空間
 デザイナーが計画した空間を照明により最大限演出するためにはどのようにプランすべき
 か」という問いに「それは空間デザイナーの想いをどれだけ汲み取れるかであり、そのた
 めにはコミュニケーションや協議を重ねることが要諦である」と答えられていました。ま
 た、自宅の照明をその時その時の気分で演出して楽んでいるという照明プランナーの話も
 ありました。本当に好きなことだからハイセンスなプランが生まれてくることは言うまで
 もありません。
  トークセッションが活況続く中、また機会があれば第2弾も…と余韻を残し幕を降ろし
 ました。
  トークセッションの後、JCDバンドによるロックライブが行われ、会場は最高潮に達
 しました。
  今回のクリスマスイベントにはデザイナー、メーカー、学生等デザインに関わる多数の
 方々にご賛同頂きました。普段聞けないような話を耳にし、交流することがほとんど無い
 人との出会いは、相応のバリューがあったのではないかと拝察します。
  トークセッションに参加して頂いた皆様の益々の進展と、これから活躍する女性空間デ
 ザイナーや照明プランナーの台頭にも期待したいと思います。そして空間デザインの領域
 が益々活気に満ちたものとなり、関係各者が皆豊かになることを期したいと思います。

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 JCD関西支部 −Autumn Meat Party−2018

 日  時:2018年10月3日(土) 18:30〜21:00
 場  所:good spoon(Jo-Terrace Osaka内)
 参加者数:58名(正会員11名、一般47名、賛助会員15社)
 報  告:交流委員会 副委員長 栄 隆志

  昨年は地震、大雨、台風といった災害の多い年でした。毎年6月に行われる支部集会が
 地震の影響で延期され、その影響もあり8月に行われる予定のビヤパーティーが出来ませ
 んでした。なんとか関西を盛り上げようと10月3日−Autumn Meat Party−と銘打ってJC
 D関西主催のパーティーを開催することが出来ました。場所は大阪の新たな観光スポット
 として期待される大阪城公園内のJo-Terrace Osaka、その中でもひときわ目立つお洒落な
 空間good spoonにて開催されました。
  パーティーに先立ち、その店舗をデザイン・運営されている株式会社カームデザイン代
 表取締役 金澤拓也氏にレクチャーをして頂きました。講演内容は「Progressive Calm De
 sign−繁盛店に必要とされるデザインとは−」としてスクリーンに映像を映しながら、金
 澤氏の仕事を始めたころから現在に至る事業の成長過程をお話頂きました。次々に新たな
 店舗をデザインし、また自ら運営していくアグレッシブな生き方に刺激を受けた方は多い
  また、今回のパーティーには学生さんの参加者はいませんでしたが、58名の正会員、賛
 助会員の方が集まり、夜遅くまで交流を深めることが出来ました。

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 JCD関西支部 クリスマスイベント「空間の未来へ」

 日  時:2017年12月8日(金)
      18:30〜賛助企業PR会 20:00〜トークイベン
 場  所:細野ビル(西長堀)
 参加者数:参加人数57名
      正会員12名、一般23名、学生1名
      賛助会員12社(コラボ展示8社4組、単独展示5社)
 報  告:研究委員会 委員長 橋本 健二

  今回は写真家 泊 昭雄さんをゲストに迎えトークショーを行いました。広告・インテ
 リア・静物の撮影をされ静けさと美しさを感じさせてくれる泊さんの写真ですが、どうい
 った想いで普段撮影に取り組まれているのかを聞き出せたらと思い、作品の解説と質問を
 交えながらの時間でした。
  普段私たちデザイナーは、デザインした空間を写真家に撮影を依頼しますが、その場合
 どなたに依頼するか考えます。昔の写真家は怖い方が多くて、なかなかアングルの希望も
 言えなかった記憶があります。インテリアと建築の場合も分かれていたように思います。
 広告写真も また違った表現だったような・・・・
  私たちが思う写真家の表現と反対に写真家から見た空間を、どのように感じとられてい
 るのか聞けたように思います。
  デジタルの世界観が普及し、デザインの世界と同じように均一されていったように思い
 ますが、アナログを経験していった世代との違いも感じます。
  普段なかなか聞けない泊さんのお話の中に それらが垣間見れました。

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 JCD関西支部 トークイベント&クリスマスライブ2016

 日  時:2016年12月6日(火) 18:30〜賛助展示会
      19:30〜トークイベント 20:40〜ライブイベント
 場  所:ライブハウス ガンツトイトイトイ
 参加者数:総入場者131名
      正会員17名、一般39名、学生2名、招待2名
      賛助会員19社(出展社16+3社)合計71名
 報  告:研究委員会 委員長 橋本 健二

  今年、維新派を主催していた松本雄吉さんが亡くなった。そして維新派は先日解散した
 のだが、いろいろな痕跡を残し、20年以上前に観た野外の舞台は僕に刺激を与えてくれた。
 僕の方向性ではないのですが、図面で表現できない構成美と面白さ、そこに集まる客と屋
 台の喧騒、それに関わる人たち、彼らがそこから何を構成していったのか?今回はそこに
 注目し、ゲストに来ていただき、話を聞きだした。
  僕は普段店舗の内装・住宅の設計を手掛けているがこの方々が製作に関わる空間に興味
 をおぼえた。よく思うことは、場というのは役者とその背景…つまり舞台美術の関係とそ
 の空気。建築・インテリアの場にも共通してるのかなと。
  彼らの創作する場はなんとも言い難い場。僕が勉強・見てきた空間とは何か違う、図面
 で表現できない空間というか。そこに置かれる家具たちも何か独特な存在感がある。現在
 の若手デザイナーの洗練された空間も面白いですが、このある意味土着性、このあたりを
 来ていただいた方々に感じてほしかった。
  近藤和美さんの舞台は維新派の出身の要素も感じられるが、彼独自の背景作りを感じる。
 来年に完成予定の彼のバー空間にも興味を持つ。

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 JCD関西支部 ビアパーティ2016(賛助会員PR会・交流会)

 日  時:2016年8月29日(月) 19:00〜21:00
 場  所:バーカロ・バカージョ天満橋
 参加者数:62名 正会員+賛助会員47名、一般4名
      関西デザイン学生11名
  去る 8月29日(月)に、大川を臨む開放的なロケーションの「バーカロ・バカージョ天
 満橋」でJCD関西支部恒例となる「2016夏のビアパーティ」をバーベキュースタイルで
 行いました。当日は、土砂降りにもかかわらず、関西デザイン学生も大勢参加して頂けま
 した。
  6月から新体制となった中村関西支部長のあいさつで始まり、衣川賛助委員長の乾杯の
 ご発声によってビアパーティがスタート。豪雨と熱気の中、賛助会員による商品PRや11名
 の学生のアピールもあり、新体制後初となる恒例イベントでしたが、理事や各委員会メン
 バーが連携し、企画から実行まで非常に短期間で不安だらけでしたが、ふたを開ければな
 んとも盛大に!中でも就活を終えた学生やこれから就活を迎える未来のデザイン学生が、
 正会員や賛助会員との交流が出来たことがとても印象に残った大変有意義なビアパーティ
 となり、新スローガンの「集って楽しいJCD関西」が復活!!となりました。
  パーティ後は学生達との交流の余韻が残り2次会へ。若さとパワーも加わり、とても楽
 しくまた、JCDをアピール出来たのではと思いました。

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 JCD関西支部 トークイベント&クリスマスライブ

 <トークイベント&クリスマスライブ>
 日  時:2015年12月8日(火) 18:30〜21:00
 場  所:ライブ バー モエラド
 参加者数:総入場者125名、ライブグループメンバー、スタッフ20名
 報  告:交流委員会 委員長 浦田 恭資

  今年のクリスマス会は、デザイナーズアクセス実行委員長 橋本健二さんを中心にトー
 クショーとライブの企画を行っていきました。
  ライブハウスで行うトークショーも盛り上がり、綺麗に盛り付けられたフィンガーフー
 ド中心の食事とお酒も進み和やかに進行しました。
  今回のクリスマス会はいつもと違った参加者の一面が垣間見え、また、学生コンペ開催
 へ向けたプレイベントになりました。
  次回は、学生の参加者の増加と参加者の交流をもっと図れるイベントにしていきたいで
 す。

 徳田氏メールより
  私は日本グラフィックデザイナー協会の委員をしていますが、今回のような異ジャンル
 のトークショーの参加は、同じデザインでも大切にしているものや興味が少しづつ違うこ
 とに気づく良い機会でした。
  ご承知のとおり世の中に存在する、ひとが意図的に創り出したものはみなデザインされ
 ていますが人々の暮らしの中でそれらは別々に存在するわけではありません。現在その役
 割や形態などでカテゴライズされ各業界に分かれています。
  しかしデザインを活用する組織が変われどそれは人々の生活や生き方に関わるメッセー
 ジ。
  今後さらに業界を跨(また)いでお互い手を組み、社会にさまざなま体験やヒントを提
 供していけたらと思います。
  この度はこのような会にお招きいただきありがとうございました。

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 JCD関西支部 上方落語界 林家市楼氏によるトークショウ&懇親会
 日  時:2014年12月2日(火) 18:30〜21:00
 場  所:レストラン コンタクト
 参加者数:正会員13名、賛助会員27名、会員外5名 合計45名
 報  告:交流委員会 委員長 浦田 恭資

  今年は上方落語界からのスペシャルゲスト、天満天神繁昌亭で活躍中の林家市楼氏をお
 招きし、トークショウを行いました。
  喋りの技術でお客様を喜ばせる落語家は、私たちの仕事における会話をより良いものに
 するヒミツがあるのでは!?との趣旨で企画し、落語家に学ぶ「おもてなし」の極意と題し
 て、お話いただきました。
  林家市桜さんは若手ながらも力強い高座で玄人客を唸らせるほどの腕前です。今回のト
 ークショウでは、心を掴むはなし口調や舞台裏での苦労話から高座における「おもてなし
 」を語っていただきました。
  会場には初めて落語を聴く方、そうでない方がいるとのことで、笑いを交えながら落語
 の基礎知識から教えていただく内容から始まり、普段落語を聴いた事の無い方も簡単に話
 に引き込まれていきました。
  その中で "落語の噺がどれだけウケたのかというのは、どれだけお客様の想像力を掻き
 立てることができたのか" というお話がありました。私たちの仕事上に当てはめてみると
 例えばプレゼン時、どのようにして相手の想像力を掻き立てるか―という、相互理解が一
 見難しそうな異業種間でのコミュニケーションを潤滑に進めるヒントをいただきました。
  最後には古典落語の「時うどん」を披露していただき、大盛り上がりでトークショウを
 終了、その後は懇親会パーティがスタートしました。
  会員以外にもJCD の活動に興味を持っていただいた初参加の方々、OBの方々、会員事務
 所のスタッフなど幅広い人達にご参加いただき、ビュッフェ形式でおいしいお酒と料理を
 楽しみながら終始にぎやかなムードで皆さんに交流を深めていただきました。
  次回も交流委員から楽しい企画をご提案しますのでご期待ください。

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 JCD関西支部 芸人と放送作家によるクロストーク&懇親会
 交流委員会 委員長 浦田恭資
 日時:2013年12月3日(火) 18:30〜21:00
 場所:レストラン コンタクト
 参加者数:正会員13名、賛助会員27名、会員外13名 合計53名

  MBS・テレビ朝日などで活躍中の放送作家・丸尾雄希さんと、よしもとクリエイティ
 ブ・エージェンシー所属のピン芸人・山本晶子さんにお越しいただきクロストークを行い
 ました。
  番組やお笑いを創る制作者と現場でお笑いを創る芸人は、私たち商環境デザインに関わ
 る者と異業種なれど、根本で何か共通点やヒントがあるのでは!? との趣旨で企画、「プ
 レゼン時のこれで一発逆転!! 心をつかむ話術」と題し、お話いただきました。
  やはり芸人さん、はじめの掴みから笑いをおこし、皆、話に引き込まれていきました。
 情熱を伝える事の重要性や、時には同情を誘うトークを挿むことで人間味が現れ、”可愛
 がられる”事が仕事上でも潤滑油となり、最後の決め手にもなりえる--とお話いただきま
 した。また、「素朴な疑問」への返答では、笑いや同情を誘うトークに、いつの間にか心
 を掴まれ、楽しい時間を満喫できました。
  そんなお二人のなごやかなトークの流れのまま会場は年忘れパーティへと移ります。
  今回は新人会員の(株)メジャーの高橋健太さん、新入賛助会員の大和工業(株)さん
 をはじめ、会員以外にもJCDの活動に興味を持っていただいた方々、OBの方々、会員
 事務所のスタッフなど幅広い人達に大勢参加いただき、おいしい料理とお酒を楽しみなが
 ら皆さんにぎやかに交流を深めていただきました。
  次回も交流委員会から楽しい企画を用意してご提案しますので楽しみにお待ち下さい。

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